店舗を経営すると、売上を一円でもあげるべく経営者はあらゆる努力をするものであります。
タウン情報に宣伝を派手に載せたり、地元のイベントに名前入りで寄付をしたり、店の内装を大幅に変えたり、照明を豪華にしたり、あるいは割引カ－ドを発行したりと知恵を使って対策を立てるのです。
その一つの方法としてコスプレ作戦というのがあります。
いわゆる人よせパンダとして、動物の着ぐるみを店の周辺にうろうろさせることで、子供の衆目をあつめ、その流れで親を引きずり込み 扱っている商品の売り上げアップを図るのです。
同じように キャラクタ－まがいの着グルミで人を集客するという手もあります。また、さらに進むと 着グルミではなく仮装する、あるいはコスプレするというやり方が有ります。
多くは 服飾関連の店と、趣味のアイテムを扱う店で行われていますが、いままでと同じように商売の形態は変わらないが、それを扱っている店員がみなコスプレして、仕事をするというやり方です。
この方法は、確実に しばらくは客足が伸びます。
この間に固定客を使えるのが基本です。
そしてコスプレ作戦の最終形は、飲食店等で見られるその店の商品が、元々の売り物で合ったものではなくなり、コスプレ店員の接客行為になる形であります。
グラビアアイドルのような扇情的なスタイルを店員にさせて、通常の顧客サ－ビス以上のことを売り物にする形です。
ハロウィン衣装やコスプレを店の売上アップに導入するのは 一種のも両刃の剣みたいなところがあります。
どこで踏みとどまるかを試される 試金石みたいなところもありますね。
